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Channel: ボクは好奇心のカタマリ
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035-0827 劇男俺SUMMER「男の60分」を観劇。

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劇男俺SUMMER  男の60分



【期間】 2016年8月27日(土)~28日(日) 全5回公演

【会場】 イカロスの森

【脚本】 柿ノ木タケヲ(ゲキバカ)

【演出】 高橋賢(演劇集団関奈月)

【出演】
高橋賢(演劇集団関奈月)
大谷海仁(演劇集団関奈月)
クロクロクロックス
田地翔太(演劇グループSomething)
相間カンパチ
とんび(劇団狸寝入)
真一花琉(演劇グループSomething)

【ストーリー】
母が亡くなって久しぶりに実家へと帰ってきた「俺」。
蝉の声が鳴り響く中、俺は少年時代の作文を手に取る。
小学校6年生の俺は、どんな大人になりたかったのだろう。
「この町には
でっかい蝉の声と
でっかい入道雲と
でっかい青空と
でっかい森がありました」

【解説】
関西学院大学の演劇団体を集めた男ばっかりの夏休み!「男の60分」

【WEB】 http://stage.corich.jp/troupe_detail.php?troupe_id=14297




今年1月に大阪ゲキバカさんの「想い出パレット」という、この本作品の女性バージョンを観劇しました。
この元ネタの「男の60分」を観れるということで、学生さんの公演を見に行ってきました。
場所は、阪急「六甲駅」から神戸市灘区の閑静な住宅地を抜け幹線道路に沿いにある初めて訪れる「イカロスの森」。開場時刻10分前の到着も誰も待ち人は見当たらず1番乗りの到着で少し心細さを感じましたが、時間とともに来場者がポツリポツリと現れ、ホッとしました。(笑)
開場して地下階段を下りていくと常設風の客席とほどよい広さのステージ。上演時には20~30人の客入りだったでしょうか。

話の大筋は、女性版の「想い出パレット」と同じ。
男性版。それに柿ノ木作となれば、ゲスイ下ネタ多めと予想していたのですが、予想に反し子ども心を映し出すギャグ満載でした。子ども同士の会話はとても純真で悪意がなく、それでいて大人が真面目に聞くとちょっとさむい。(笑)。聴いている方が恥ずかしくなるような独特の空気感で…それはきっと自分自身が子ども心を失っているからだろうなと思って観劇していました。

本編は「男の60分」というタイトルながら少しオーバー気味の上演時間。時間を忘れて遊んだ小学校時代を思い出しノスタルジックな気分に浸れる秀作でした。
演者は関学を中心とした各々の演劇集団からの集まり、見覚えのある顔が多く、そちらも楽しめました。

★★★★

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