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Channel: ボクは好奇心のカタマリ
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042-0511 崖淵五次元 The 8.5th ギリギリ「ワンマン・ショー」初回を観劇。

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崖淵五次元 The 8.5th ギリギリ  ワンマン・ショー



【期間】 2015年5月10日(日) 全3回公演

【会場】 音太小屋

【脚本】 倉持 裕

【演出】 林 和弥(崖淵五次元)

【出演】
入江文哉(劇団万絵巻)
圓札愛里
久保健太
佐藤奨士
nao
平川裕作
まみたす
都 美佳(崖淵五次元)

【解説】
事情と都合を押し付けあって。人と絡んで絡まって。
広がって、膨らんで、できあがるのが日常生活。
結局のところ、この物語はワンマン・ショーなのだ。

【WEB】 http://girigoji.jugem.jp/




2度目の観劇です。崖淵五次元さん。
前公演の「第6区極東監獄学園」を観て登場人物の多さにブログで「相関図欲しい」と書いたからではないでしょうけど、今回は渡されたリーフレットの中に相関図の記載がありました。これはとてもありがたかったのですが…。
今回の話はとても難解でした…。途中で過ぎ去ったあのシーンを「もう一度巻き戻して見れたら理解できるのかな?」と何度か苦悩しましたが…。

冒頭、スライドで宛名面に手書きにサインペンなどで名前などが書かれたハガキがポツポツと1枚ずつコマ送りのような映像が映し出され、ループして何度も流れます。
主人公が懸賞マニアでいろいろな工夫を凝らして公募プレゼントの応募はがきを丁寧に書き応募します。目立つようにとハガキをいろんな色のペンで彩ったり、家族の名前でも応募はがきを出すとなどは、世間に知れ渡った一般的な戦術なようで、彼は架空の家族を作り出して応募したり、妻の持病の「ヨダレが止められない病」をエピソードとして書き加えたり、架空の家族や知人を作り出してエピソードを加え書き込んでいったりと発展していきます。
その作り出した人物たちが脳内で動き出して、物語を紡いでいくといったようなイメージのように私には伝わりました…。

ですが、冒頭のスライドで映されたハガキが、すべて年賀状だけだったのも不可解な気がしました。年賀状の余りをプレゼントの応募はがきに使うというのは誰でもしていることのように思いますが、それだけだったのが納得がいきませんでした。
他に深い意味があったのかな?…う~む。

どの役者さんも安定の演技でいいアジを醸し出していたので、まだまだ追いかけて行きたい劇団ではあります。

★★★☆☆


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