オパンポン創造社
CoRich舞台芸術まつり!2018春グランプリ記念公演
CoRich舞台芸術まつり!2018春グランプリ記念公演
さようなら
2018のこりっちサイトでのグランプリ作品。
「さようなら」を観てきました。
オパンポンさんの公演は「曖昧模糊」の短編集以来2度目。ガッツリとした本公演を観るのは初めてでした。
もちろん、野村さんを始め、今回の6人のメンバーは他の公演で何度も目にした実力派の役者さんたち、いいものを観れると期待をして行ってきました。
HEP HALL。
「さようなら」を観てきました。
オパンポンさんの公演は「曖昧模糊」の短編集以来2度目。ガッツリとした本公演を観るのは初めてでした。
もちろん、野村さんを始め、今回の6人のメンバーは他の公演で何度も目にした実力派の役者さんたち、いいものを観れると期待をして行ってきました。
HEP HALL。
【期間】 2019年4月11日(木)~14日(日) 全7回公演
【会場】 HEP HALL
【脚本・演出】 野村有志
【出演】
柴田 …… 野村有志
宮崎 …… 川添公二(テノヒラサイズ)
末田 …… 一瀬尚代(baghdadcafe')
チェン …… 伊藤駿九郎(KING&HEAVY/theatrePEOPLEPURPLE)
社長 …… 殿村ゆたか(MelonAllStars)
ママ …… 美香本響(meyou)
【ストーリー】
淡路島の小さな工場で働く純粋な人々の物語。彼等、彼女等が生み出す甘美な絵空事が全てを巻き込み錯綜する。
「2000万?あのおっさんがそんな持ってるはずないやろ」
「脱税して貯めてたみたいなんです」
「…ほんで?」
「だから、盗られても警察に言えないんです」
【解説】
昨年4月・東京にて上演
CoRich舞台芸術まつり!2018春 グランプリ獲得/演技賞(美香本響)も受賞
同作品にて「手のひらフェスティバル2018」観劇ビギナー大賞など各賞受賞
「佐藤佐吉賞2018」優秀助演男優賞(伊藤駿九郎)・優秀主演女優賞(一瀬尚代)受賞
名実共にオパンポン創造社代表作となった「さようなら」を大阪・東京で堂々再演??
これが最後の再演
【WEB】 https://opanpon.stage.corich.jp/
淡路島の小さな町工場を舞台に5人の社員と社長、それに社員行きつけのスナックのママ。
この6人で織りなす人間模様。
舞台美術がほぼゼロの舞台でしたが、それぞれのキャラが活きていて、隙がなかった。
週末に東京公演も始まるということで、詳しいストーリーは控えますが、素晴らしい舞台だった。
自然と大きな拍手を送っていました。
さすがのグランプリ作品。
ずっと、同じメンバーで演じていたからでしょうか。
舞台で演じられるタイムラインに一切ムダを感じない濃密な舞台でした。
東京公演も盛況に終わるでしょう。
迷っている方、遠征しても絶対見た方がいいよ。
笑いを交えながらも、せつなくて胸が詰まって、素敵な舞台でした。満点!
終演後のアフタートークも、野村さんの作品意図、最後のオチに込められた想いが聴けて良かったです。
観劇回のゲストは、匿名劇団の福谷圭祐さんでした。
★★★★★